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2011年3月14日 (月)

No.2 悪夢なら醒めてほしい──東日本大震災

 2011年3月11日午後2時46分。この東日本を襲った大震災の発生時刻は、阪神大震災の1995年1月17日午前5時46分と並んで、永久に刻まれるのだろう。

マグニチュードは9.0に上方修正された。被害の規模や犠牲者数は、これからもどんどん増え続けそうだ。1つの町や集落全部が壊滅しており、犠牲者は数万人規模になるという見方もあるようだ。

 阪神大震災の恐怖は、地震自体による建物の倒壊と、その後発生した火災であった。今回の大震災では、建物の倒壊や火災もさることながら、はるかに衝撃的だったのは、津波の恐怖である。津波というものがこれほど恐ろしいものだということを、これまで知らなかったのは私だけではあるまい。

真っ黒で巨大な水が、まるで妖怪のように、町全体を飲み込んでいく。建物と車と船が一緒になって流されていく。逃れようと懸命に走る自動車を飲み込む。列車やトレーラーさえ押し流す。水位が3階、4階の高さまで達したところもあるようだ。そして、津波が去った後は、残骸と泥以外、何も残っていない。まるでハリウッドの特撮映画を観ているような錯覚にとらわれるが、紛れもない、しかも日本の現実。悪夢であれば醒めてほしい。

この恐怖の光景の中で、いったいどれだけの人々が犠牲になったことだろう。家族を失い、家を、財産を失った人たちはどれほどいるだろう。

わずか数日前まで、同じように生き、暮らしていた人々の命が、生活が一瞬で奪われる。そのように運命が分かれるのに、いったい何の理由や責任があるのか。それを考えると、胸がつぶれる思いである。

思えば、ニュージーランドでM6.3の地震が発生し多数の日本人の犠牲者が出たのはわずか3週間前の年2月22日であった。多数の救助部隊を送った日本が、今度は支援の申し出を受けている。

私たち人間は地球の主人公のように振る舞っているが、普段は温和な自然の中で「生かせてもらっている」にすぎないのではないか。だったら、いじめたりいがみあったりしている場合ではなく、共に安全に生きられるよう、力を合わせるべきではないか。

いっぽうで、これほどの被害は、本当に防げなかったのか。政治や行政に責任はないのか。特に、原発の損壊・爆発については、安全だ安全だと吹聴してきた電力会社や行政の責任は避けて通れないのではないか。

無力感とやるせなさに落ち込みながら、そんなこと考えた週末であった。

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