No.33 「父の日」と「過労死110番」
「母の日」が5月の第2日曜日であることはよく知られているが、「父の日」が6月の第3日曜日であることは、母の日ほどには知られていないし、素通りされることも多いのではないか。
そのうえ、陽光うららかでゴールデンウィークとくっつくことも多い、華やかな「母の日」に比べて、じめじめした梅雨の真っ只中の6月に、ポツンとある「父の日」は地味な感じで、ちょっとかわいそうな感じがする。
数少ない「父の日」の関連行事(?)として、前日である6月の第3土曜日、全国一斉の「過労死110番」が年1回行われる。第1回の「110番」が行われた1988年は私が弁護士登録をした年であった。
24回目となる今年は、6月18日、「震災後の過労死・過労自殺110番」の名前で全国30の都道府県で行われたが、今回はネーミングのせいか、震災関連の相談が対象と思われたようで、相談件数は全国で69件にとどまった。しかし、うち29件が労災補償の相談で、うち12件が自殺・精神疾患の相談だったから、深刻な状況は変わっていない。
ちなみに、私は大阪での「110番」に参加しながら、昨日が「父の日」であることを忘れていた。
すると、夜、サプライズで妻と二男が、日本酒とワインでお祝いをしてくれて、家族で久しぶりに楽しく酔った。
やっぱり、この時期の「父の日」も悪くない。
♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村
« No.32 なぜ、人間だけが「泣く」のか | トップページ | No.34 「気持ちが若い」のは普通? ~「自然年齢」と「感覚年齢」の乖離~ »
「3-1 働き方・過労死一般」カテゴリの記事
- №346 過労死落語の本の出版記念パーティー盛大に開かれる(2018.12.10)
- №345 「エンマの願い」よ届け!──「過労死落語」の本が出版されました(2018.11.18)
- №337 熱気あふれた札幌での過労死防止学会第4回大会(2018.06.19)
- No.334 「ぼくの夢」の歌が香港で紹介されました(2018.01.23)
- No.322 「過労死遺児交流会 in 池の平」に参加してきました(2017.08.14)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« No.32 なぜ、人間だけが「泣く」のか | トップページ | No.34 「気持ちが若い」のは普通? ~「自然年齢」と「感覚年齢」の乖離~ »
岩城先生へ
三軒です。父の日!!
サプライズで日本酒とワインですか。
よだれが垂れそうなサプライズですね(笑)。
小生は父の日前日に、「函館市場」の「回転寿司」へ、わが怖い
お母ちゃんと息子が連れてってご馳走してくれました。
安い寿司屋さんですが、とっても美味しく頂きました。
お互いに幸せですね(笑)。
投稿: ★彡セイサ居酒屋ブログ彡★ | 2011年6月20日 (月) 22時23分