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2011年6月10日 (金)

No.29 「悪友」と過ごした35年間 ~タバコとの出会いから禁煙まで~(その3)

◆30年以上に及んだニコチン漬け生活
 130日目で禁煙に挫折した私は、その後30年以上にわたってヘビースモーカー生活を続けることになる。
 その間、司法試験の受験勉強、結婚、合格、司法修習、弁護士活動の開始と、長い年月が流れた。銘柄はジャスト、キャスター、フロンティア、ルーシア、ピアニッシモワンなどニコチン・タールの少ないものが多かったが、本数は1日3箱が平均的であった。110609_6
 もっとも、タバコ漬けの生活を100%自分で肯定していたわけではない。いつも、「タバコがやめられたらいいのになあ」「よし、そのうち禁煙するぞ」と、いわば毎日禁煙を決意し続けてきたのである。しかし、決意した次の瞬間、気づくと口にタバコをくわえているのだ。
 また、「130日も続いた禁煙に失敗した」という挫折感は大きかった。最初の初々しい決意があって初めて、禁煙という壁を乗り越えられる面があるように思われる。その点では、結婚と同じ(?)かもしれない。

◆ことごとく失敗した「禁煙グッズ」
 世間には、様々な「禁煙グッズ」がある。私もご多分にもれず、いろんな禁煙グッズにチャレンジしてみた。
 禁煙ガムの「ニコレット」。禁断症状を和らげるが、計画的に本数を減らす決意をしない限り、ニコレットをかみながらタバコを吸うことになって、よけい体に悪い。また、私の場合、ニコレットをかむと、なぜかいつも喉が痒くなった。
 ニコチンパッチ。これも禁断症状を和らげるが、これも私の場合、貼ったところがかぶれて赤くなり、また痒くなった。毎日違う場所に貼るようにしたが、「体中が日の丸状態」であった。
 タバコを差し込んで、フィルターを通して吸うパイプで、そのフィルターが、最初は目が荒いものから、だんだん目の細かいものにしていくというものも購入した。しかし、パイプの穴が標準的な太さのタバコ(セブンスターなど)しか合わず、当時私が吸っていたピアニッシモワンは差し込んでもスカスカで用をなさなかった。
 水蒸気を吸うタバコまがいのものもあるが、よけいにストレスが溜まりそうだし、水蒸気まで吸っている自分が馬鹿に思えてくるような気がして、買うのをやめた。

◆愛煙家を追い詰めつつある世間の風潮の変化
 しかし、ここ10年くらいで、喫煙や喫煙者に対する世間の風当たりは、それまでと全く変わってきたのではないか。
①まず、とにかく徹底的に嫌われる。以前は、自分はタバコを吸わなくても、喫煙者に対してはあまり厳しく言わない人も多かったが(言いたくても言えなかったのかもしれないが)、最近は、明示的かつ徹底的に嫌われ、また軽蔑の目で見られる。特に飲み会のような場で親しい人から言われるのは、言う方も辛いだろうが、言われる方は本当に肩身が狭い。
②喫煙仲間が激減した。弁護士の中では、かつては喫煙者は半分以上いたが、最近では10人に1人もいない感じがする。
③吸える場所も激減した。かつては、タバコは原則としてどこで吸ってもよかったが、現在では原則と例外が完全に逆転した。
 裁判所の例でいえば、かつては廊下には灰皿が並んでいたが、その後空気清浄機を置いた「喫煙コーナー」以外は許されなくなり、さらには喫煙コーナーが屋外に移され、最後は、完全隔離の「喫煙ルーム」を除いて敷地内全面禁煙となった。
110609_5  同じように、飛行機はもちろん、電車でも新幹線(現在は喫煙ルームのみ)、特急電車(関西のJRの特急は喫煙ルームさえなく、全面禁煙となっている)、駅(JRでは閑散とした駅も含めて、24時間全面禁煙となっている)がすべて禁煙となった。御堂筋・淀屋橋一帯をはじめ、一般の路上も喫煙禁止エリアが設けられ、拡大されつつある。
 レストランや喫茶店は、喫煙者にとってはもっともタバコが吸いたい場所であるが、禁煙の店が増えてきた。
④そして極めつけは、ものすごい値上げである。少し前まで1箱200円前後だったのが、今は400円以上になった。しかも、世間の風潮は、もっともっと値上げしろ、という雰囲気である。
 このように、世はまさに「愛煙家受難の時代」なのである。
 そんな中、私は年齢も50歳を超えたこともあり、このままいつまで喫煙を続けるのかなあ、という気持ちが強くなってきていた。
 そこに、あることがきっかけとなって、ついに悪友と別れることになってしまったのである。
    (以下、「その4」につづく)

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6-4 タバコと禁煙」カテゴリの記事

コメント

◆岩城先生へ

いつもお世話になっております。三軒です。いつも先生のブログを
読ませて頂いてます。

>>そこに、あることがきっかけとなって、ついに悪友と別れることになってしまったのである。(その4へ続く)。

何事が起ったのでしょう?(笑)。続きが楽しみです。
悪友とは別れるのが一番でしょうが、小生の場合は、悪友が一番
の親友みたいですが・・・(笑)。
続きドキドキです(笑)。

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