No.36 ついに発刊!「過労死・過労自殺の救済Q&A」(民事法研究会)のご紹介
私が参加している大阪過労死問題連絡会が、ようやく標記の本の発刊にこぎつけた。
この本は、大変人気を博した「Q&A 過労死・過労自殺110番~事例と労災認定への取組」(初版2000年5月、全訂増補版2003年3月)の後継書として、この度8年ぶりに全面リニューアルして発刊されたものである。
第1章 基礎知識
第2章 過労死の認定基準
第3章 過労自殺の認定基準
第4章 こんなケースも過労死、過労自殺
第5章 企業責任の追及
資料編
という構成で、62のQ&Aの形でわかりやすく解説されているほか、9つの「コラム」、過労死・過労自殺についての最新の通達など10の資料がついている。
過労死・過労自殺の遺族・当事者はもちろん、この問題にかかわる弁護士等の専門家、労働組合や支援者の皆さんなど、幅広い方々にお役に立てていただけると考えている。
それにしても、日々超多忙な弁護士がチームを作って、1冊の本を出版するというのは、本当に大変である。今回の本も、本格的な作業に入ってから完成まで、実に2年半くらいかかってしまった。
担当者のTさんにも、大変なご負担をおかけした。
それだけに、私たちの思いが詰まった本でもある。
皆さんのご愛読、ご活用を期待したい。
(なお、現時点ではアマゾンでは販売していないようです。
お申し込みは、民事法研究会に直接お願いします。)
http://www.minjiho.com/new_detail.php?isbn=9784896287059
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コメント
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素晴らしい本が出来て良かったと思っています。
当職もこの秋には、当職が書いた原稿が著作本の中に記載され発刊される予定です。
それよりも、事前告知もなく、当職のライブドアの掲示板をいきなり閉鎖され戸惑っています。1年前に告知したというのですが、当職の掲示板は毎日平均ヒット数が1000程度あり、事前告知は全く無かったのです。
いきなりだったので、何てことをしてくれるんだと激昂していますが、過去の投稿も見られないようになっているのです。訴えてやる!!(笑)
この掲示板、ブログに移ったということを、読者の方々にお報せするためにも、非礼ながら、岩城先生のブログにも投稿させてください。いきなり、投稿及び閲覧ができないようになっていて、驚きました!
事前告知も全くありませんでした。
掲示板は私の闘いの実績であり、夫がバックアップを取っていますが、ここ1箇月くらいは取っていないということでした。
裁判しても、ライブドアに出させないと行けないですよね。
本当に無茶苦茶頭に来ています。
それでも、岩城先生は本当に素晴らしいですよ。
当職は士業者であるから、分かるのですが、誰にも勝てない事件で行政訴訟で労災認定を受けていますから。良くこの事件で勝ったなあと、つくづく感心しています。
特殊能力がおありですよ(笑)。
これからも、益々のご活躍を期待しています。
投稿: 久保利子 | 2011年7月 2日 (土) 00時28分
◆久保利子 様
コメントありがとうございます。
掲示板の突然の閉鎖のショックから、立ち直られましたか?
有料サービスだったのに、直前の告知がないというのはひどいと思います。
この私のブログと同じニフティ(ココログ)で再開されたようですね。
今後も、ご活躍下さい。
投稿: 岩城 穣 | 2011年7月 6日 (水) 20時06分