No.59 命を吹き込まれた「石ころ」達──石ころアートの魅力
毛利泰房さんの「石ころアート展」(2月2日~7日、千里中央の「せんちゅうパル」1階)に行ってきた。
「石ころアート」というのは、自然の中で見つけてきた石ころの形や色をそのまま利用し、「アクリル絵の具」で着色した動物のアートである。
「石ころ達の声に耳を澄まし、命を吹き込む」とのキャッチコピー。
作品を見せていただくと、まるで生きているようで、また茶目っ気に溢れている。奥様の成子さんによれば、石ころを探してくるのは成子さんで、それをどのような動物に仕上げるかを長い時間をかけて温めるとのことである。
既にかなりの作品が売約済みになっていたが、残っていた中から「カバ君」にするか「ライオン君」にするか悩み、「ライオン君」を購入することにした。
何か、動物を引き取るような不思議な緊張感を感じた。
毛利さんはフリーの漫画家で、あちこちの大学・専門学校等で講師をされたり、幼稚園や小学校で石ころアートの「課外授業」&「出前教室」をされている。聞けば、うちの2人の子どもたちも20年近く前、毛利さんの石ころアート教室に行ったことがあるとのこと(私はよく知らなかった)。
今回の個展は、約50年間にわたる石ころアートの集大成とのことである。
毛利さんとは、私が堺市の南花田町の「サンロード大泉」というマンションで暮らしていたころ(1988~1994年)、同じマンションにおられ、私が管理組合の理事長、毛利さんの奥様(成子さん)が副理事長として一緒に活動したことがあったことから親しくなった。今回お会いしたのは、15年ぶりくらいだったろうか。とてもなつかしかった。
大変活発なご夫婦なので、過労死防止基本法制定の署名をお願いしようと、署名用紙やリーフレットを持参していたところ、毛利さんのほうから、「署名のほうを協力をさせていただきましょうか」とおっしゃって下さった(恐らく、私の事務所のニュースに書いていたのを読んでいて下さったのだろう)。
毛利さんのご協力をいただければ、一騎当千を得た思いである。
これからも、ご夫婦で、「石ころ出身」のかわいい動物たちを作り続けてほしいと願っている。
※写真上は、絵はがきにあった「フクロウ」、写真下は、私が買った「ライオン君」。
毛利さんのサイトには、他にもいろいろな作品が紹介されている。
http://www.h6.dion.ne.jp/~steelnut/space_mohri/html/art/stone.html
http://www.ac.auone-net.jp/~mohri/gallery.html
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