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2013年5月20日 (月)

No.117 マー君、海を渡る!

        ぼくの夢

大きくなったら
ぼくは博士になりたい
そしてドラえもんに出てくるような
タイムマシーンをつくる
ぼくはタイムマシーンにのって
お父さんの死んでしまう
まえの日に行く
そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや

 これは、父親を過労自殺で亡くしたマー君(当時小学校1年生)が書いた詩である。
 たったこれだけの短い詩の中に、過労死・過労自殺の悲劇が凝縮されていると思う。

 この詩は、私たちが取り組んでいる「ストップ!過労死 100万人署名」の署名用紙の中にも、また私たちが作成したリーフレットでも紹介され、過労死防止基本法の制定を求める運動の象徴となっている。

 ところで、国際人権規約を批准した国に対しては、その実施状況について定期的に審査が行われ、今年は社会権規約(日本は1979年に批准)の実施状況について日本が審査される年に当たっており、今年4月30日、ジュネーブで審査が行われた。
 そこで、過労死家族の会有志で、①日本政府の報告に対するカウンターレポートを事前に提出しておいたうえで、②審査前日に各国の審査委員と非公式・公式のミーティングを行い、③審査当日、審査の様子を傍聴するツアーが企画され、私も含めた約10名が参加した。

 その計画の過程で、冒頭のマー君の詩を英訳して海外に紹介できないかということになり、同じくツアーにも参加された東京の馬淵郁子さんがさっそく、英訳して下さったのである。

        My Dream

Growing big enough,
I want to be a doctor for devising a Time Machine,
there shows up “DORAEMON”.
Riding on the time machine, I’ ll come up to my papa on the just previous day of his dying,
and going to shout, “Don’t go to work”.

 上記のツアーでは、②の非公式・公式のミーティングでは、過労死家族の会の寺西笑子さん、中原のり子さん、榊原清子さんが「過労死は社会権規約に反する人権侵害である」というスピーチを行うとともに、英訳されたマー君の詩も配布された。

 海を渡ったマー君の詩が、日本の過労死問題を世界に知らせてくれることを願っている。

Notes:
1) Written this poem by Ma-kun, who was in the 1st year of the elementary school. His father committed suicide in March 2000 from excessive work, mentally affected.
2) “DORAEMON” is a courageous robot hero as a friend savior in the popular cartoon among worldwide children especially in Japan.
3) Interpreted this poem, adding a remark by Ikuko Mabuchi Canlas.

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3-5 「過労死防止基本法」制定運動」カテゴリの記事

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