No.131 瀬戸内の島に「芸術」を楽しむ──第4回働き方ASU-NET事務局合宿──
◆8月3日(土)~5日(月)の2泊3日で、恒例の働き方ネットの事務局合宿が行われた。これは小豆島の長浜というところにある、働き方ネット会長の森岡孝二先生の別荘で毎年8月上旬に行うもので、今年でもう4回目になる。
今年は、地域労組おおさか青年部から5人とポッセから1人を含め、総勢13人が参加した。
◆今年はたまたま、「瀬戸内国際芸術祭2013」という一大イベントが瀬戸内一帯で大々的に行われていたことから、次のようないくつかの作品を鑑賞することができた。
①作品番号76番 東京藝術大学プロジェクト/小豆島 Story of the Island 山田沙奈恵《います》
②同 高原悠子《事物》
③作品番号71番 吉田夏奈/花寿波島の秘密
④作品番号63番 ワン・ウェンチー(王 文志)/小豆島の光
改めて芸術というのは凡人には難解だなあと感じたが、シュールなものもファンタジックなものも、小豆島の美しい自然美を背景に、とてもよく映えていたと思う。
◆肝心の事務局会議は2日目の午前9時~12時30分まで、私が司会して行った。
(1) 服部信一郎さんから、この春から進めてきた「働き方ネット大阪」からNPO法人「働き方ASU-NET」が大阪府に認証され、まさに本日8月4日、法人登記がなされることになっている、との報告がなされた。また、10月4日に浜矩子さんをお招きして行うNPO移行記念イベント「どう変える 日本経済と働き方」の成功のための取り組みや、秋から予定している「連続講座」の内容や講師についても議論を行った。
(2) 続いて、同じく服部さんから、最近約15年間における政党支持率の変化と若者の意識動向について報告が行われ、またNPO法人POSSEの堀越さんから、ブラック企業問題を中心に最近のPOSSEの活動が紹介された。
これらの報告を受けてフリートークを行った。必ずしもまとまりのある議論とはいえないが、特に若者の皆さんの率直な感覚や意見は、私たち年配の人間にとってはとても新鮮であり、刺激的である。
◆もう4年連続の参加になるが、だんだん風景や町並みが懐かしくなってくるのが不思議である。
また、昨年食べ損ねたうどん店(名前を忘れた!)に予約をして2日目のお昼にたべた「天ぷらざるうどん」はとびきりおいしかった。
私は所用で、一日早い2日目の夜の最終のフェリーで帰阪することにした。皆さん見送ってくれ、たった一日のことなのに、なぜか後ろ髪を引かれる思いだった。
◆余談になるが、なぜか今回は致命的とも思える「試練」がいくつも出現した。
①まず、千里中央から車で神戸港に向かう途中で中国自動車道が渋滞し、出発時刻の11時15分にフェリー乗り場に着くのは一時は絶望的と思われた。結果は出発5分前に滑り込んで乗船することができたが、これに乗れなければ、次のフェリーも予約満杯で、合宿を中止せざるを得ない可能性さえあった。
②1日目夕方、森岡荘に到着して鍵を開けようとした開かない。1時間近く入れず、最後は裏の勝手口のガラスを割って入ろうかというところまで行った。最終的に入れた理由は省略するが、原因は森岡先生が鍵を間違って持ってきたことだった(-_-#)
③森岡荘内のたった一つのトイレの水洗が壊れて、水を溜めて流すことができなくなった。これについては、何人かで悪戦苦闘され、奇跡的に直すことができたようだった。
「試練は乗り越えられる!」およそ根拠のないこのようなスローガンを、みんなで確認しあった今回の合宿であった。
森岡先生、今年もありがとうございました。
※写真(上から順に)
(1) 神戸港から小豆島に向かうフェリーの上から
(2) 作品番号76番 高原悠子 《事物》
(3)・(4) 作品番号71番 吉田夏奈/花寿波島の秘密
(5) 作品番号63番 ワン・ウェンチー(王 文志)/小豆島の光
(6) おいしかった「天ぷらざるうどん」
(7) 鍵が開かないと悪戦苦闘する森岡先生
(8) 恒例のメインイベント、バーベキュー
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