2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト

« No.131 瀬戸内の島に「芸術」を楽しむ──第4回働き方ASU-NET事務局合宿── | トップページ | No.133 楽しい和歌山弁講座(3) 各論② さ行・た行 »

2013年8月14日 (水)

No.132 楽しい和歌山弁講座(2) 各論① あ行・か行

 「楽しい和歌山弁講座 (1) 総論」を書いたのは4月13日で、もう4か月も経ってしまった。
 忙しくて時間がなかったこともあるが、各論をどう書くか、難しかったこともある。
 いろいろ悩んだが、ほんの少しだが和歌山弁らしいユニークな言葉を紹介して、意味とコメントを付けることにする。
 特に重要な言葉(試験に出る?!)ものには【重要】を付けておいた。
 適宜追加・改訂していければと思うので、ご意見や情報があればお願いしたい。

 なお、私は和歌山の紀北地方(紀ノ川沿線、旧那賀郡打田町)出身なので、基本的には「紀北弁」である。紀南地方は、もっと様々な和歌山弁があると思う。

 まず第1回は、「あ行」と「か行」を取り上げる。
 「例」の中に、まだ出てきていない和歌山弁があるが、このシリーズを最後まで読んでもらえればわかると思う。

【あ行】
あおたん (名詞)青あざ
あんばい (副詞)うまく
 (例)「おまんに頼まれた件、あんばいいってよ」(あんたに頼まれた件、うまくいったよ」
あが (名詞)自分。我
 (例)「おまんら、あがのことばっかえやっしょ」(あんたたち、自分のことばっかりじゃないか)
いごく (動詞)動く
いっこも 【重要】(副詞)全然
 (例)「いっこもおもしゃない」(全然面白くない)
いぬ (動詞)帰る
 古語の「往ぬ」が残ったものと思われる。
いやらし(やらし) (形容詞)見栄えが悪い、人が悪い
 (例)「あっでー、おまんのその服、いやらしよー」(あれー、あんたのその服、変だよ)
うとい (形容詞)(頭が)悪い
 (例)「てきゃ、すこたまうといで」(あいつ、頭悪いで)
おいやん (名詞)おじさん
 「おじさん」よりは、親しみを込めて使うように思われる。
 (例)「おいやん、ええことゆわいしょ」(おじさん、いいこと言うなあ)
 反対語は「おばはん」「おばん」だが、こちらは余り品が無い。
 同じような言葉で「にいやん」(お兄さん)、「ねえやん」(お姉さん)がある。
おかいさん (名詞)おかゆ
おかしん(かしん) (名詞)お菓子
おがる (動詞)大声を出す。どなる
おっぱ (名詞)おんぶ
おとと (名詞)弟
 魚のことではない(笑)。妹は「いもと」。発音は、どちらもフラット。
おまん(おまはん) (名詞)お前、お前さん
 自分とほぼ同格の者に対する二人称。
 (例)「おまんら、いっつもおもしゃいなあ」(あんたたち、いつも面白いなあ)
おもしゃい (形容詞)面白い
おわえる (動詞)追いかける
おんしゃ (代名詞)お前、おのれ
 「お主は」がなまったものと思われる。

【か行】
がい (形容動詞)意外な様子。
 「がいな」「がいに」などと使う。
かえらし (形容詞)かわいらしい
 小・中学校時代は、友だちと「あの女の子かえらしなあ」などと言い合ったものである。
かだら 【重要】(名詞)体
 「からだ」の文字順が変わったもの。この言葉を使う人はほぼ100%和歌山人だと思ってよい。
きぶい (形容詞)ぎりぎりな様子。(類)きぶきぶ
 (例)「電車に間に合うか、きぶいで。急ごら」
きょうわ 【重要】(名詞)今日
 これも和歌山弁の代表のような言葉。「今日は暑い」を「今日わは暑い」と「わ」を2回重ねて言う。
けー   くれ、下さい
・・・こ (接尾語)硬貨
 (例)「一円こ」(一円玉)、「十円こ」(十円玉)などと使う。


【追補(2013・8・19)】
 「あおたん」「あんばい」「いごく」「いやらし」「うとい」「おかしん」を追加しました。

【追補(2013・11・7)】
 「おがる」を追加しました。


         ↓   ↓   ↓  

♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら、励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

« No.131 瀬戸内の島に「芸術」を楽しむ──第4回働き方ASU-NET事務局合宿── | トップページ | No.133 楽しい和歌山弁講座(3) 各論② さ行・た行 »

6-3 楽しい和歌山弁講座」カテゴリの記事

コメント

うちの伯母が嫁いだ先は和歌山だったので、
小さい頃から、田舎替わりで、小学校の頃は
1ヶ月ほど滞在していた。

と、言うのも従姉は私より3つ上と1つ上だったから
同世代だったこともあり、楽しみにしていた。

1ヶ月も居てると、和歌山弁がうつって帰ってきました。
とても従姉とは仲がよく、おいやんが車で、私と妹を
大阪へ送っていく時には、涙、涙の別れをしました。

春休みには、ワラビ採り、土筆・・・
夏休みには川に毎日。
川で泳ぐと蛇が出たり、ジャコを釣って、おばちゃんが
押し寿司してくれました。

しかし、都会育ちの、もやしっ子の私は、さっきまで
生きていた魚なんて口に出来ず、おばちゃんから
「食べるまで、テレビ見たらアカン!」と言われ
泣く泣く、口に入れ、ボットン便所で吐いてました。
おっちゃんが、畑もしていたので、玉ねぎの、分厚い
フライも苦手で、便所で吐きました。

畑で育った、真夏の生ぬるいスイカも、良い思い出です。

あぁ・・・ハエがたかった、ご飯なんか食べられへんなんて
言った私は、おばちゃんから、どエライ怒られて、お膳に
こぼれたご飯粒も泣く泣く食べたなぁ・・・

桃山では、鍵なんてかけないし、昔は便所なんて外やったし、
手すりを持ったら、ナメクジいてたし、免疫のない私には
全てが恐怖だったけど、やはり姉のいない私には
従姉は、魅力的で別れるのが名残惜しかった。

しかし、昔より、いっぱい店も出来て、変わったなぁ・・・

でも、今でも蛍も飛んでますよね。

蛍のイントネーションも従姉とは違いました。
    ・                    ・
私は“ほたる”なんですけど、従姉は“ほたる”なんです。

同じ近畿なのに、おもしろいですよね。

◆五十嵐さん
 そう、五十嵐さんは子どものころ、夏休みを桃山町で過ごしたんでしたね。
 桃山町には、高校時代の友だちがたくさんいました。
 
 釣りたてのジャコの押し寿司や新鮮なタマネギのフライなんて、おいしそうなのに、吐きまくり、泣きまくりで、もったいないなあ。
 物語に出てくるような都会の女の子だったんですね。
 でも、そんな思い出があるって、素敵じゃないですか。

 太田裕美さんの「手作りの画集」というアルバムの中に、「遠い夏休み」という、私のとても好きな歌があります。
(作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄)

あの夏あなたはランニングシャツ
小川で沢がにとって遊んだ
何にもわからずあとを追いかけ
転んで泣いてた私がいたわ
あなたにおぶられ夕焼け道で
広くてやさしい背中感じた
遠い日の夏休み もう帰らない

 これは、幼なじみの男の子との思い出を歌った曲ですが、切ない思い出という点では同じですよね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573062/57990313

この記事へのトラックバック一覧です: No.132 楽しい和歌山弁講座(2) 各論① あ行・か行:

« No.131 瀬戸内の島に「芸術」を楽しむ──第4回働き方ASU-NET事務局合宿── | トップページ | No.133 楽しい和歌山弁講座(3) 各論② さ行・た行 »

無料ブログはココログ