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2013年11月 3日 (日)

No.148 韓国ドラマの魅力──私が好きな理由と、韓国ドラマの手法

 私が韓国ドラマ「冬のソナタ」にハマり、韓国ドラマを観るようになったのは2006年だから、もう7年くらいになる。
 忘れているものもあるので全部ではないが、全巻通覧したものだけで30くらいはあると思う。1本がだいたい16~24話くらいのものが多いので、時間数にすると600~700時間くらいになろうか。私にとってはすごいことなのである。

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 「冬ソナ」が日本で爆発的な人気を得たことがきっかけとなり、韓国ドラマ、更には音楽や旅行なども含めた「韓流ブーム」が広がった。
 ここ1,2年は竹島(独島)問題などで日韓の関係が冷え込み、「韓流ブーム」はやや下火になっているが、それでもまだまだ根強いものがあり、「TSUTAYA」の映画・ドラマのコーナーの大きな一角を韓国ドラマが占めている。

 女性には韓国ドラマファンが相当いるようだが、男性はあまり聞かない。韓国ドラマが好きだというと、特に男性からは「ふ~ん」みたいな(笑)、冷めた反応が多い。
 しかし、私もかつてそうだったように、「食わず嫌い」の人も多いのではないだろうか。 

 以下、私が韓国ドラマが好きな理由を、(1)日本と韓国の共通点、(2)日本と韓国の違い、(3)私自身の韓国への関心、(4)韓国ドラマと日本のドラマの違い、という点から整理してみた。

◆日本と韓国の共通点からくる親近感
 次のような点で、日本と韓国には共通点が多い。
①いうまでもなく、韓国人と日本人は外見がほとんど同じである。
②ドラマの舞台になる自然や風景もほとんど同じだし、大都会から地方都市まで、街の風景も近い。
③儒教の文化が強く、家族の絆が強い。
④日本の戦後復興や高度成長に相当するものが韓国にもあり、それを生きてきた人々の苦労や泣き笑いが共通している。
 だから、韓国社会と日本社会は「兄弟のように」似ていることから、韓国ドラマには、なつかしいもの、共感できるものが満載なのである。
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◆日本と韓国の違いに対する興味・関心
 しかし、共通点が多いだけでは、日本のドラマさえあまり観ない私が、韓国ドラマを好きになることは説明できない。日本と韓国には、次のような大きな違いがあると思う。
①韓国人の方が直情的で、自分の意見や気持ちをはっきりと言う(これは中国人と同じく「大陸的」だからだろうか)。この点は、「謎のジャパニーズ・スマイル」で迎合してしまいがちな日本人と、かなり違う。
②儒教文化は韓国の方が強く、それだけに、長幼の列や男尊女卑の考えも根強く残っている(例えば、地方ではまだまだ結婚相手は親が決めるという考え方が強いようである)。
③戦前の日本の支配と戦後の解放、南北分断と朝鮮戦争(国が2つに分裂して戦争をしたのである。例えば日本が愛知県と静岡県の間で2つに分割され、互いに戦争をするということを考えると、それがどういうことかが分かる)、独裁政治と民主化闘争、現在も続く南北対立と徴兵制など、歴史的に大きな違いがある(中には日本と対立当事者の立場にあったものも含めて)。
 そのため、島国であいまい模糊とした日本社会に暮らす私たち日本人にとって、韓国ドラマはメリハリがあり、わかりやすく、刺激的なのである。

◆私自身の韓国に対する関心
 上記のほか、私自身が韓国に対して、次のような関心を持っているということもある。
①日本史や世界史で勉強したように、日本の民族や政治・文化はもともと朝鮮半島から渡来・伝来したものが出発点となっている。私たち日本人の多くのルーツは、モンゴル民族であり(赤ちゃんのころ、お尻に青い「蒙古斑」があるのは北方系(モンゴル系)であり、これがなく「濃い」顔つきなのは南方系(マレー系)だと言われている。私は思い切り「蒙古斑」があったようである(笑))、また、朝鮮半島を経由しているのである。
②最も近い隣国であり、文化も近い東アジアの国同士として、兄弟や友人のように仲良くしたい気持ちが強い。
 また、特に大阪には在日韓国・朝鮮人が多く、コリアタウンがあり、韓国料理店や物産も多い。
③私の母親の実家が植民地時代の朝鮮半島に入植し、母親は1929年に生まれてから敗戦の1945年までソウルで生まれ育ったことから、日本の植民地政策や戦争責任について母親からよく話を聞かされていた。
④また、韓国での軍事独裁やこれに対する民主化闘争(光州事件など)にも関心があった。
⑤司法試験に合格した修習同期の人たちに在日の人も多く、また日常的な弁護士業務でも、在日の人たちの結婚・離婚や相続をめぐる事件なども多い。
⑥そんなこともあって、これまでに韓国には公的・私的を含めて7回行っている(ソウル5回、済州島・釜山各1回)。
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◆韓国ドラマの独特の手法と特徴
 韓国では、日本よりもずっと多くのドラマが作られ、国民が観ているようである。
 日本のドラマと比較した場合、次のような特徴があると思う。
(a) 主人公は幼少期の苦難や悲しみを抱えながら、常にひたむきに生きている。
(b) 家族(親子、兄弟、夫婦など)のあり方は常にテーマになっている。
(c) 友人やライバルがいて、競争や対立、共闘などが描かれている。
(d) 恋愛は多くの場合三角関係が設定され、ハラハラドキドキの出来事が起こる。

 また、ストーリー作りのための小道具として、しばしば指摘されるように、①出生の秘密(両親の間の子ではなかったなど)、②記憶喪失(そのために交通事故がよく使われる)、③難病(視力を失ったり、死に至るなど)などが使われる。
 つまり、「ちょっとあり得ないような設定」であるが、引き込まれ、共感したり反発したり、いじめられるといった展開を一緒に経験し、泣いたり怒ったり笑ったりできるのである。
 日本のドラマとの違いを言うのは難しいが、日本の場合、「斜に構える」というか、「出口の見えないシラケ」のようなものを感じるものが多いのではないか(例外は、山崎豊子などの社会派のドラマや映画である。)。
 これに対して韓国ドラマは、社会派ドラマでなくても、ひたむきで前向きなものが多いように思う。だから、シラけずに観れるのである。

 今後、機会を見て、これまでに観た韓国ドラマや、その中での「お気に入り」について、少し書いてみたいと思う。

※画像(上から順)
①冬のソナタ(2002年、全20話、ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハ)
②夏の香り(2003年、全18話、ソン・スンホン、ソン・イェジン)
③アイリス(2009年、全20話、イ・ビョンホン、キム・テヒ、チョン・ジュノ)


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