2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月の4件の記事

2014年2月23日 (日)

No.167 ソチ冬季オリンピックに思ったこと

140223


 2月7日(一部競技は6日)に始まった、ロシアのソチでの冬季オリンピックは、早や今日2月23日、閉会式を迎える。
 時差の関係もあって、深夜にライブ中継があったりするので、この2週間ほどは夜更かしで睡眠不足になった人も多かったのではないだろうか。

 本当は、何回かオリンピックについて書きたかったが、全然時間がなくて書けなかった。
 せめて閉会する前に、いくつか思いつくままに書いておきたい。
140223_2

①メダル数について
 オリンピックというと、やはり国別のメダル数が気になってしまう。今回は今のところ、日本のメダル数は〔金1・銀4・銅3=8個〕。女子フィギュアシングルなど、予想に反してメダルが獲れなかったこともあり、少ないと思われる向きもあるかもしれないが、これは結構いい数字なのである。
 第10回から今回までの日本のメダル獲得数は、次のとおりである。
140223_3

  第10回(1968年)グルノーブル【フランス】0・0・0=0
  第11回(1972年)札幌【日本】1・1・1=3
  第12回(1976年)インスブルック【オーストリア】0・0・0=0
  第13回(1980年)レークプラシッド【アメリカ】0・1・0=1
  第14回(1984年)サラエボ【ユーゴスラビア】0・1・0=1
  第15回(1988年)カルガリー【カナダ】0・0・1=1
  第16回(1992年)アルベールビル【フランス】1・2・4=7
  第17回(1994年)リレハンメル【ノルウェー】1・2・2=5
  第18回(1998年)長野【日本】5・1・4=10
  第19回(2002年)ソルトレークシティー【アメリカ】0・1・1=2
  第20回(2006年)トリノ【イタリア】1・0・0 =1
  第21回(2010年)バンクーバー【カナダ】0・3・2=5
  第22回(2014年)ソチ【ロシア】1・4・3=8

 なんと、今回の8個というのは、長野の10個以来の多さなのだ。札幌では3個しかなく、前々回のトリノは1個、前回のバンクーバーは5個。日本の選手たちは、今回はよく頑張ったといえるのである。
140223_4

②感動した競技について
 41歳の葛西紀明選手(いつの間にか「レジェンド」の称号がついていた)が、長野で出場できなかった悔しさを胸に頑張り、ついにラージヒルで銀メダルをとった。ラージヒル団体でも銅メダルをとり、一緒に頑張ってきた若い人たちにメダルをとらせてやりたかったので嬉しいと男泣きした。その思いに感情移入して、思わずもらい泣きしてしまった人は多いのではないだろうか。

140223_5


 また、女子フィギュアシングルで、1日目のSPでミスを連発し16位という信じられないスタートとなった浅田真央選手が、自分を乗り越えて、2日目のフリーで自己最高得点を出して6位入賞まで盛り返し、涙と笑顔を見せたことにも、ご多分にもれず感動した。
 前回バンクーバーで銀メダルを獲り、国内外のあらゆる大会でトップクラスの成績を残してきた彼女でさえも、重圧におしつぶされることがあるし、また、一晩でそれを切り替えて最高の演技もできるのである。人間というものの弱さと、それを乗り越える強さというものを教えてくれた。

 それに、メダルは置いておいて、オリンピックを目標に頑張ってきた選手の皆さんの努力は、半端ではない。
 数日前、ボブスレーに出場する黒岩俊喜選手の練習の様子を収録したテレビ番組を観たが、真夏から大変なトレーニングをしていた。それでも、2月22日の本番での結果は30チーム中25位だったようである。メダルの話題にものぼらない、こんな頑張りがあるんだと知って感動した。

③オリンピックと平和について
 ソチオリンピックの様子を伝える新聞記事の隣に、ウクライナで反政権派と治安部隊が衝突して多数の死者が出たことに抗議して、アルペンスキー女子回転に出場予定だった選手(24)とコーチを務める父親が大会を棄権することを決めた、との報道があった。選手はテレビの取材に、首都キエフの広場で惨事が続いているため、競技に出場しないことを決めたとし、「親友たちがそこにいる。人々が命を落とし、当局が五輪の原則である平和を壊している時に、出場することはできない」と話したという。オリンピックをめざして頑張ってきたのに、自ら抗議して棄権する。その心情を思うと胸がつぶれる。
 ウクライナは、黒海をはさんでソチの向かい側にある。スポーツの祭典をしているすぐ近くで、たくさんの人々が命を落としているのである。

 また、テレビに写る世界各国の若者たちは、みんな同じ時代の若者だった。国籍を超えて選手同士が抱き合い、お互いを讃えあっている。応援する若者たちも、スマホを触り、顔に絵を描いて、キャッキャッとはしゃいでいる。しかし、わずか数十年前には、こんな若者同士が、戦争の敵国同士としてお互いに殺し合った歴史が現にあったのである。
 こんな若者たちに、戦場で殺し合いをさせたくない。自分の子どもたちや孫たちにも、そんなことはさせたくない。そんなことを、しみじみ思った。
 世界が平和であることの価値を互いに確認しあうことも、またオリンピックの大きな役割ではないだろうか。

 ※画像(上から)
 (1) ソチオリンピックのロゴマーク
 (2) ソチオリンピックのマスコットキャラクター
 (3) ソチオリンピックの金・銀・銅メダル
 (4) ラージヒル団体で銅メダルをとった清水礼留飛、竹内択、伊東大貴、葛西紀明の各選手
 (5) 女子フィギュアでフリー演技を終えた浅田真央選手


         ↓   ↓   ↓  

♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

2014年2月12日 (水)

No.166 「過労死等防止基本法」最速で3月に成立の可能性、高まる期待

 No.154などで報告したように、私たちは昨年秋の臨時国会での制定を全力で訴え、そして、超党派議員連盟の皆様も、各政党の皆様も、最大限これに応えようと奮闘して下さったが、政権与党であり最大の政党である自民党の党内手続が時間切れで間に合わなかったことから、まずは野党6党(民主、維新、みんな、共産、社民、生活)の共同提案という形で、閉会間際の12月4日国会に正式に法案を提出(衆法28号)したうえで継続審議とし、来る1月からの通常国会での成立をめざすことになった。

 そして、今年1月24日から通常国会が始まった。「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子さん(京都)、西垣迪世さん(兵庫)、中原のり子さん(東京)の3人(3人まとめて「寺西垣のり子」さんと呼ばれている。)をはじめとする過労死家族の会のメンバーと、川人博弁護士や私など過労死弁護団のメンバーで、再び精力的にロビー活動を再開している。
140204

 1月28日には私たちの実行委員会の会議を行い、2月4日午後2時からは、私たち実行委員会の主催(超党派議員連盟後援)で「「過労死防止基本法」の制定を実現するつどい」(第9回院内集会)を開いた。
 院内集会には206名の参加があり、うち国会議員本人が31名、代理出席16名を含め秘書の方も26名が参加して下さった。
 参加下さった議員の皆さんの挨拶、過労死遺族の発言のほか、河口真理子さん(大和総研主席研究員)が「労働分野における企業の社会的責任」と題する記念講演、反町吉秀医師(大妻女子大学公共健康学研究室)が「死因究明関連法を過労死認定や過労死防止に活用を」と題する特別報告を、それぞれして下さった。いずれも大変好評であった。

 他方、1月28日には超党派議員連盟の世話人会が行われ、2月4日朝には自民党の雇用問題調査会の「過労死等防止に関するワーキング・チーム(WT)」の第3回会合が行われ(私たち実行委員会メンバー数名もオブザーバーで参加させていただいた。)、その後、議連の代表世話人であり上記自民党WTの事務局長をされている馳 浩衆院議員と面談させていただいた。
140204_2

 馳議員によれば、同日までの3回の会合で関係団体からのヒアリングは終了し、これから3、4回WTの会合を行って、2月中にWTの事務局案をとりまとめ、その後自民党内の承認、相与党である公明党との調整を経て、議連内で論議し、確定したものを超党派の議連案として、従前の野党案と差し替えて改めて国会に提出する予定であるとのことである。
 そして、全政党が賛成しているので、衆院の厚生労働委員会で「委員長提案」として採択後、ただちに衆院本会議に上程・採択され、続いて参院の厚生労働委員会には衆院の厚労委員長が出向いて報告し採択後、続いて参院本会議に上程・採択される。早ければ3月中には法律ができる可能性がある、とのことであった。
 うん、そうか、議員立法というのは、そういう順序になるのか。何となくできそうな気がしてきた。
140204_3

 あと、気になるのは、年末に国会に提出された野党案と、どのような点が違ってくるのか、ということである。
 馳議員によれば、次のような点がWTで議論されるだろう、とのことである。
①法律の名称は、「基本法」ではなく、「過労死等防止対策促進法」のような名称になるかもしれないとのこと。
②「過労死」の定義について、現在の厚生労働省や裁判例における「過労死」の定義を取り入れるかどうか。
③地方自治体の「責務」として、どこまで過労死防止対策ができるか。
④その他、法律成立後の運用も見込んだ、過労死に関する調査・研究、情報の共有、産業医の育成と連携のあり方など。
 聞いている限り、野党案、更には私たちの実行委員会案と大きな違いがあるわけではなく、むしろ、成立後の運用について具体的な議論までがなされているのは、頼もしい限りである。
 ただ、名称については、私個人の希望としては、過労死問題について特別な手当てを行う「対策促進法」(特別法)ではなく、基本的な理念を宣言し、他の法律の改正や解釈の指針を示す「基本法」が、やはり望ましいのではないかと思う。
 (現在継続審議中の法案では、第9条で「政府は、過労死等を防止するための施策を実施するため必要な法制上、財政上又は税制上の措置その他の措置を講じなければならない。」としている。)
 また、過労死の定義については、この法律は過労死・過労自殺の防止(予防)がメインの法律なので、できるだけ広くとらえるべきではないか、と考えている。

 いずれにせよ、ここまで来たら、何としても法律の制定までこぎ着けたい。そして、両院の委員会や本会議での採択の瞬間を見届けたいものである。
 なぜなら、日本人の働き方の象徴のように言われてきた過労死や過労自殺をなくすことを国が宣言する画期的な法律であり、また、過労死問題をライフワークにしてきた私にとっても、3年以上制定のために情熱を傾けてきた法律だからである。

※画像は上から
 ①2・4院内集会で挨拶する、超党派議員連盟代表世話人の馳 浩衆院議員(自民党)
 ②同集会で閉会の挨拶をする寺西笑子さん
 ③会場に積み上げられた署名(ただし、積み上げられているのは11月末に国会に提出した残りの分で、数字は累計である。)


         ↓   ↓   ↓  

♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

2014年2月 8日 (土)

No.165 降る雪の情緒と、異常気象への不安

 ここ数日、厳しい冷え込みが続いているが、昨夜になって雪が降り始めた。今も降り続き、ここ堺市でも、うっすらと積もっている。

140207

 雪が降る情景に、なぜか切ないような気持ちになるのは、なぜだろうか。演歌や歌謡曲を引用するまでもなく、辛い思いや傷ついた心を持った人たちは、なぜか北に向かいたくなる。孤独、生きる辛さ、世間の冷たさを象徴するかのような寒風と、そこに舞う純白の雪。そこは、いろんな思いを投影できる舞台だからかもしれない。

 前にも書いたが(「No.58 凍てつく夜に思う」)、私が小・中学生だったころ(昭和30年代~40年代)は、和歌山の田舎でも、冬は結構雪が降り、軒先には「つらら」ができ、水道管が凍って水が出なくなった。田んぼの水溜まりは氷り、稲刈りの終わった田んぼには「霜柱」ができた。冷たい風の中で新聞配達をしていると、耳たぶに「霜焼け」ができた。

140207_2

 ここ数日の風の冷たさは、あのころの寒さを思い出させるものであった。
 これって、もしかしたら、地球温暖化がまだそれほど進んでいないっていうこと?

 そうだったら嬉しいが、実はその逆というのである。
 朝日新聞2013年12月30日付は、次のように報じている(下線は私)。

 ■夏の猛暑豪雨、冬の大雪 日本、西太平洋の高温影響

 日本列島はこの1年、季節を問わず極端な天候に見舞われた。

 年初は北日本の一部で記録的豪雪となった。気象庁によると、青森市・酸ケ湯(すかゆ)で積雪の深さが566センチになるなど12地点で最深積雪記録の1位を更新した。

 夏は、気象庁の検討会が「異常気象だった」という見解を示したほど。高知県四万十市で国内の最高気温の記録を更新する41・0度を観測したのをはじめ、143の観測点で、その地点での過去最高を記録した。秋田、岩手両県や山口、島根両県には「過去に経験したことがない」と表現される大雨が計3回降った。

 9月には埼玉県と千葉県で強い竜巻が発生。10月に入ると台風26号が伊豆大島に大雨を降らせ、大規模な地滑りによって36人が死亡、3人が行方不明となった。

 そして迎えたこの冬。気温は平年並みか低く、日本海側の降雪量は平年並みか多いと予測されている。この年末も北日本や日本海側で大雪となり、帰省に影響している。
140207_4

 日本に寒い冬をもたらす要因は、夏の猛暑や多雨の要因と共通している。ここ数年、太平洋西部の海面水温が高いことが影響していると考えられているのだ。

 気象庁によると、海面水温が高いと活発な上昇気流が生まれる。夏はインドネシア・フィリピン周辺の海面水温が高かった影響で太平洋高気圧とチベット高気圧が重なり、日本付近が高温になるとともに、大量の水蒸気を含んだ大気が東北にまで流れ込んだ

 冬もインドネシア周辺で積乱雲が生まれやすい状況が続く。これが偏西風を蛇行させて日本付近では南へ下げ、北方から寒気を呼び込むメカニズムになっているという。(神田明美)

 ■巨大台風・「100年ぶり」雪…

 マラソン選手の高地トレーニングで知られる米中西部・コロラド州のボルダー市周辺は9月、記録的な豪雨に見舞われた。

 数日間で1年分に近い雨が降り、川が決壊。広い範囲が水につかった。州政府によると8人が死亡、1万8千人以上が避難した。建物や道路の被害は20億ドル、日本円にして2千億円超に達するという推計もあり、いまも復旧作業が続く。雨の激しさは「100年に一度」という。

 その1年前の天候は正反対だった。コロラド州を含む穀倉地帯を厳しい干ばつが襲った。トウモロコシや大豆などの生産量が激減して穀物相場が高騰し、その影響は日本にも及んだ。

 荒ぶる気候が人々を脅かす。オバマ大統領は6月の演説で、米東部を昨秋直撃して5兆円超の被害を出した巨大ハリケーン「サンディ」に触れ、「ニューヨークの海水面が1世紀前より1フィート(約30センチ)上昇していることが確実に被害に拍車をかけた」と述べて温暖化対策の重要性を訴えた。

 中国でも異常気象が相次いだ。上海では8月に最高気温が40・8度に達し、記録が残る約140年間で最も高くなった。

 記録的な大雨による被害は6月にインド北西部、5~6月に欧州でも起きた。11月、「スーパー台風」と呼ばれた台風30号がフィリピンを襲い、6千人を超える犠牲者を出した。

 今月13日にはエジプトの首都カイロ郊外に雪が降った。住宅地が白く覆われるほど降ったのは「100年ぶり」という見方もあるという。(ワシントン=小林哲)

 ■止まらぬ温暖化、影響広がる恐

 もともと自然界には、年によって気温が高かったり低かったり、雨が多かったり少なかったりする「ゆらぎ」がある。世界中で異常気象が相次ぐ背景に地球温暖化の存在が指摘されるが、個別の現象との直接の因果関係は分からない。温室効果ガスによる温暖化は、数十年規模の傾向として観測・予測されている。

 しかし「温暖化によって気温がかさ上げされれば、今年の猛暑のように経験のない現象をより頻繁に経験するようになる」と東京大大気海洋研究所の木本昌秀教授(気象学)は話す。

 9月に公表された国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新の報告書は、このまま温室効果ガスの排出が増えると世界の平均気温は今世紀末に産業革命前と比べて最大4・8度上昇すると予測する。国際社会は上昇を2度以内に抑えることを目標にしているが、それがいかに難しいことかを示した。

 日本の今夏の平均気温は平年と比べて1・1度ほど高かったにすぎない。木本教授は「上昇が2度に抑えられても、大きな変化をもたらすという想像力を働かせてほしい。事態は切迫している」と指摘する。

 今月来日したIPCC作業部会のトーマス・ストッカー共同議長は講演で、上昇を2度以内に抑えるために許された温室効果ガスの排出量は790ギガトン(炭素換算)と説明した。すでに515ギガトンを排出しており、現在のペースが続けばあと30年ほどで許容量を超えるという。(須藤大輔)

 要は、この久々の厳しい寒波も、日本と世界のあちこちの異常気象も、すべて地球温暖化の影響だというのである。
 もしかしたら、好き勝手に振る舞い、地球の気温を上げる一方の人間たちに対して、地球が怒っているのだろうか。
 そう考えると、この宇宙にただ一つしかないこの地球に、これまでと同じように人類が生き続けることができるのかと、ざわざわと不安な気持ちになる。
 だとしたら、久々の雪に、ただセンチメンタルになっている場合ではないのかもしれない。

 ※ 写真は、私の自宅3階から見た風景。
    図は、2005年12月の大気の流れの特徴(気象庁ホームページより)


         ↓   ↓   ↓  

♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

2014年2月 3日 (月)

No.164 ここまで意地悪をしてもライバル?──韓国ドラマ「イヴのすべて」

【鑑賞時期】  2014年1月後半
140202

【作品概要】
 2000年に韓国で放送され、驚異的な視聴率(48.3%)を記録したトレンディードラマ(全20話)。父子家庭に育ち、テレビ局のニュースキャスターを目指す2人の女の子、ソンミとヨンミ。正反対の2人が、運命の糸に操られるようにして出会い、スターキャスターの座をめぐって深く激しいバトルを繰り広げる。

 韓国の連続ドラマとして2002年に日本で最初にキー局で放送されたが、日本で韓流ドラマが爆発的な人気となった、NHK衛星放送の「冬のソナタ」の前年であったことから、『早すぎた韓流ドラマ』と言われているとのことである。

【ストーリー】
 ニュースの華とも言える女性アンカーを目指す二人の女子大生、ソンミとヨンミ。
 明るくまっすぐな性格で誠実に仕事に向き合うソンミと、のし上がるために手段を選ばず貪欲に突き進むヨンミが、仕事に恋に互いに切磋琢磨しながら成長する姿を描く。
140202_2

【出演者と配役】
チェリム     ― チン・ソンミ役
キム・ソヨン   ― ホ・ヨンミ役
チャン・ドンゴン ― ユン理事役
ハン・ジェソク  ― キム・ウジン役

【一口感想】
・視聴率48.3%は韓国では歴代20位台だが、日本では昨年の「半沢直樹」が関東42.2%、関西45.5%、1983年のNHK連続テレビ小説「おしん」が52.6%なので、相当な高率であることがわかる(ちなみに韓国では、ドラマの視聴率の最高は、ペ・ヨンジュン(ヨン様)の1997年の「初恋」で65.8%というからすごい。)。

・2人のライバルの女性、チン・ソンミとホ・ヨンミの名前がよく似ているので、最後まで覚えにくくて困ったが、「ウィキペディア」によると、チン・ソンミは漢字で『真善美』、ホ・ヨンミは『虚栄美』で、2人の対照的な性格を表しているとのこと。そーか、なるほどね。最初から知っていたら、悩まなくて済んだのに。
140202_4

・ホ・ヨンミ役のキム・ソヨンさんは、「アイリス」の北朝鮮工作員のキム・ソンファ役がとても素敵でファンになったが(もっとも、その前に「秋の夕立」というドラマで、植物人間になってもピクピク動くちょっと恐い役もしていたが)、このドラマでは、ここまでやるかというくらい、本当に憎々しい意地悪をするので、ちょっと嫌いになった(笑)。そんな役を演じ切るのが上手な女優ということなんだろうなあ。
 女優は役柄で、こんなに違うんだなあ。男性はその作られた一面だけでイチコロですね。このドラマのウジンのように(笑)。

・主役のヨンミは、短期留学したイギリスで、数年後に自分が入社するテレビ局の理事ユン・ヒョンチョルと偶然に出会い、最後は結婚することになるのだが、普通あり得ないこんなストーリーが韓国ドラマでは普通であり、それはそれで楽しい。ドラマは、現実には起こり得ない疑似体験をするものだから。
 それにしても、ユン理事役のチャン・ドンゴンは、男性の目から見てもカッコいいと思う。

・最後にヨンミが入水自殺を図り、記憶喪失になって孤児院で働いていることが判明したというのは、バトルの結末としてはちょっと寂しく思う。
 他方で、イギリス特派員を応諾していたソンミが、ユン理事からプロポーズされて結婚の方を選ぶというのも、ちょっともったいない気がする。結婚したら社長夫人になり、もう現場では働けなくなるのかなあ。

・日本でも「女子アナ」が人気の対象となっているが、日本ではこんなドラマが作られるとは、ちょっと考えにくいだろうなあ。

・それにしても、タイトルが「イヴのすべて」となっているのは、なぜなんだろう。

・主題歌の「true love」という曲がなかなかいいです。
 動画は、こちら
 歌詞は、こちら
からアクセスできます。


         ↓   ↓   ↓  

♪ここまで読んで下さった方は・・・ワンクリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

無料ブログはココログ