No.178 歴史をくぐり抜けてきた美しい町並みたち───IADLブリュッセル大会とポーランドの旅(その3)
今回のツアーのメインは、ブリュッセルでのIADL(国際民主法律家協会)の第18回大会(4月15日~17日)とポーランドのアウシュヴィッツ見学(4月19日)であったが、その合間をぬって、できる限り観光に努めたことはいうまでもない。
主な場所をメモしておくことにする。
◆4月15日(火)
大会1日目終了後、短時間であったがブリュッセルの市内観光。発祥の地とされる「小便小僧」の小さな像は、とてもかわいかった【写真①】。11~12世紀に市場として開かれた広場である「グラン・プラス」は、その規模も建物も壮観だった【写真②】。
夜は、広場近くのホテルのレストランで、東京組と一緒に食事会をした。
◆4月16日(水)
大会2日目終了後、グラン・プラス広場近くのレストランで、前日に続いて東京組と食事。ベルギーの名物料理という鍋一杯の蒸しムール貝はおいしかった。日本ではムール貝はそれほど馴染みがないが、いろんな味付けがあるようで、食べ始めるとクセになりそう【写真③】。
その後、Tさんの予約のもと、Oさんご夫婦との4人で、地元の人気グループのロックコンサートに行った【写真④】。心臓にズシンズシンと来る、ものすごい音。結構広い年代の人で会場は満員電車状態だが、みんなリズムに乗って体を動かしていた。
◆4月17日(木)
大会3日目のお昼前に大会を抜け出して(m(_ _)m)、約1時間列車に乗って、「水の都」といわれるブルージュへ。雲一つない快晴、さわやかな空気の中で昼食【写真⑤】。ウサギの肉は初めて食べた。
その後、運河を約30分間船で廻る運河クルーズを楽しんだ【写真⑥】。運河で囲まれた地区全体が世界遺産とのこと。運河のほとりで地元のビールも【写真⑦】。
夕方にはブリュッセルに戻り、東京のメンバーと合流して、またしてもTさんお勧めのジャズクラブ“the Musuc Village”で「GENE TAYL0R TRIO」のジャズを聴く。
太っちょのリーダーみたいな人が、とってもいい味を出していた【写真⑧】。
◆4月18日(金)
この日は移動日。ブリュッセルから空路ミュンヘン経由で、ポーランドのクラクフに夕方に到着後、クラクフ市内観光。
ヤギェウォ大学、11世紀から17世紀にかけて歴代ポーランド王の居城だったヴァヴェル城、聖マリア教会【写真⑨】、中央市場広場【写真⑩】など。
◆4月19日(土)
アウシュヴィッツ見学の後、午後からクラクフの近くにあるヴェリチカという岩塩採掘場へ。13世紀中頃から1950年代まで採掘が行われたとのことで、エレベーターで地底の底に降りていく感じ【写真⑪】。
華のように結晶した白い岩塩の一粒を口に含むと、やっぱり塩辛かった。世界遺産に指定された第1号だという【写真⑫】。
帰りに、映画「シンドラーのリスト」に出てくる、実際にあった工場も見学した【写真⑬】。
朝クラクフを出て、ワルシャワへ。この日は何とイースターと重なって(日本では元旦のような、1年で最大のお祝いの日である。)、街は人が少ない。ワジェンスキ公園【写真⑭・⑮】、ショパン像【写真⑯】、旧市街の市場広場【写真⑰】、ワルシャワゲットーの英雄記念碑などを見て廻った。
この日が事実上最後の日。最後に大阪組のメンバーでホテルで食事会をした【写真⑱】。
先に帰られた東京組の皆様を含め、今回のツアーで同行いただいた皆様、有意義で楽しい旅をありがとうございました。
※写真は、上から順に
① 小便小僧(4月15日、ブリュッセル)
② グラン・プラスの市庁舎(同)
③ ムール貝の鍋(4月16日、ブリュッセル)
④ 人気グループのロックコンサート(同)
⑤ 昼食をとったレストラン(4月17日、ブリュージュ)
⑥ 運河クルーズの船上から(同)
⑦ 立ち寄ったカフェで、冷たいビール(同)
⑧・⑨ ジャズクラブ“the Musuc Village”での「GENE TAYL0R TRIO」コンサート(4月17日、ブリュッセル)
⑩ クラクフの中央市場広場、左は聖マリア教会(4月18日、クラクフ)
⑪ 同広場にあった、横たわった頭のオブジェ(同)
⑫ ヴェリチカの坑道(4月19日、ヴェリチカ)
⑬ ヴェリチカの世界遺産認定の記念石碑(同)
⑭ 「シンドラーのリスト」の工場(同)
⑮・⑯ ワジェンスキ公園の中にいたリスとカモ(4月20日、ワルシャワ)
⑰ ワジェンスキ公園内のショパン像(同)
⑱ ワルシャワ旧市街の市場広場にある、剣を持つ人魚像(同)
⑲ 大阪メンバーでの最後の夕食会(同)
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