No.196 集中証人尋問の打ち上げと、宮崎一日ツアー
◆前回の投稿で紹介した2回目の集中証人尋問が終了した後、被災者のご家族(お母さんと妹さん)が、打ち上げの夕食会を持って下さった。
場所は「ふるさと料理 杉の子」という、成見弁護士の事務所の向かい側のお店であった。
ご家族、弁護団のほか、被災者の友人の2人、大阪過労死家族の会からの傍聴者3人、今私のもとで弁護修習をしている修習生のYさん、さらに地元宮崎の西田隆二・北川貴史両弁護士も参加して、大いに盛り上がった。西田さんは私の3期下(43期)で、過労死弁護団のメンバーで「過労死110番」の電話相談では一貫して宮崎の窓口を務めて来られ、県の弁護士会の会長も歴任された、とても頼もしく、愉快な先生である。北川さんは西田さんと同じ事務所で、「韓流弁護士」(笑)と呼ばれているとのことである。
お料理もとってもおいしくて、宮崎の味を堪能させていただいた。初めて食べたのは「旭カニ」。小さなカニだが、身が詰まっていて、ミソもとてもおいしかった。
お酒も、地元で有名という「綾錦」を竹の筒に入れた熱燗(名前を失念してしまった)が、竹の香りが心地よくおいしかった。また、焼酎では「霧島」シリーズで初めて「茜霧島」というのをいただいた。後で調べると、この6月18日に発売されたばかりの超レア物ではないか。味もフルーティで最高だった。
ほぼ全員が異動した二次会(スナック)では、カラオケで盛り上がった。皆さんお上手だったが、私のところで修習している修習生のYさんが、私の好きな「Let It Go」(アニメ「アナと雪の女王」の主題歌)を歌ってくれたので、大満足でした(ちなみに、Yさんは実はセミプロの歌手で、予想どおりその歌唱力はハンパではありませんでした)。
その後さらに地元弁護士の西田さんと北川さんには、瓦井さんと一緒に、地元で有名な「宝来」というラーメン店にまで連れていっていただいた。スープがとてもまろやかで、不思議な魅力を持った味であった。ぜひ、また来たいと思う。
◆翌6月28日は、前日までのどしゃ降りの雨と打って変わっての快晴の中、被災者のお母さんの運転で、宮崎一日ツアーを楽しんだ。
まずは、北の方にある「酒泉の杜」という、お酒のテーマパーク。面白いのは、ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキーなどあらゆるお酒を店内で自由に試飲したり、飲み比べたりできるのである。一見太っ腹だが、よく考えると営業効果抜群であり(酔っぱらうと気持ちも大きくなる)、実際いくつもお酒を買い込んでしまった)、もっとあちこちで行われてもいいように思った。
それ以外にも、ガラス工芸のお店を見学したり、「甘乳蘇ソフトクリームを楽しんだりした。
次に行ったのは、今度は南の方にある青島という小さな半島。お昼は「岩見」というお店で、定番という「魚すし」と「釜上げうどん」をいただいた。どちらも本当においしかった。値段もリーズナブルで、ほっこりした気分になった。読売ジャイアンツのキャンプ地に近いために馴染みがあるようで、原辰徳監督の昔の写真などが飾っていた。
続いて、近くにある青島と青島神社へ。私は初めてだが、宮崎の有名な観光地でありスポットとのことである。
「鬼の洗濯板」と呼ばれる珍しい波状岩は、まさに芸術的である。
青島神社は、よくある地味な神社ではなく、結構「商売っ気」があり、アベック(もしかして今は死語?)や家族連れで来ても楽しめる、明るい雰囲気を持っていて、楽しかった。
青島神社を出た後、美しい日南海岸のドライブを楽しみながら、宮崎空港へ到着したのは、午後6時ころになっていた。
これまで、この事件の関係で何度か宮崎には来ていたが、こんな形で一日ツアーが楽しんだのは初めてだった。2回にわたる証人尋問が終わった解放感と、一気に晴れ上がった快晴の中、思い出深いツアーとなった。
Kさん、ありがとうございました。
※写真は、上から、
①旭カニ
②茜霧島のボトル
③「宝来」のラーメン
④酒泉の杜(試飲テーブル)
⑤「岩見」の魚すし
⑥青島神社の鳥居
⑦巨人選手の願掛け絵馬(左上の原辰徳監督以下、有名選手がズラリ。なお、これは5、6枚あるうちの1枚である。)
⑧青島神社内にて
⑨日南海岸
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