No.226 1月に全くブログを書かなかった理由
今年1月の丸々1か月間、全くブログを書かなかった。
こんなことは、2011年3月にこのブログを始めて以来、初めてのことである。
1月も私の周囲で起こったいくつかのテーマで「書こうかな」、と思ったことはあったし、実際に書きかけたこともあったが、アップするまでには至らなかった。
それはなぜだろう。
今から思えば、それは、余りにも衝撃的なできごと──フランスの風刺新聞「シャルリー・エブド」の襲撃・乱射事件(1月7日)と、「イスラム国」による日本人2人(湯川陽菜さん、後藤健二さん)を人質にした脅迫と殺害事件(1月20日~2月1日)があったからだと思う。
特に後者については、ネットでは様々な情報と残忍な映像が飛び交い、憎悪とバッシングの言葉があふれ返っている。日本政府の対応を含めて、社会全体が異様な雰囲気に包まれている。
これらは私が片手間で書けるようなテーマではないし(自分の意見を堂々と書き続けている人たちは、本当に立派だと思う。)、かといって、これらと無関係な出来事を書く気にもならなかったのである。
しかし、そんなことを言っていても始まらない。2人の人質は殺害され、最悪の形で終わった。
そして、これに乗じるようにして、排外主義やヘイトスピーチが広がり、また集団的自衛権や憲法改正の議論にまでつなげられようとしている。
そう、元気をなくしている場合ではないのである。過度の萎縮や思考停止に陥ることが一番危険なのだろう。
私ができることなど、ごくささやかなものであるが、改めて動き出すことにしよう。
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