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2015年10月の3件の記事

2015年10月14日 (水)

No.258 第2回過労死防止啓発月間、全国各地でシンポジウム開催

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 昨年成立・施行された過労死等防止対策推進法(過労死防止法)に基づく第2回「過労死防止啓発月間」が、この11月を中心に行われる。
 その目玉は、全国各地の都道府県で行われる「啓発シンポジウム」である。

 まず、下記の29の都道府県(ここでは「Aグループ」と呼ぶことにする。)では、厚労省が主催し、地方自治体や弁護士会、過労死家族の会、過労死弁護団、いのちと健康を守るセンターなどが後援して行われる。
 これらは、昨年の第1回啓発月間でシンポジウムや集いを行った実績を踏まえて、今年は国が主催するのである。

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 国からこのシンポジウム事業の委託を受けた(株)プロセスユニークは、これらのシンポジウムの詳細を紹介するとともに、チラシのダウンロードができ、インターネットで参加申込みもできるサイトを開設している(こちら)。

 なお、このうち、18番の大阪、21番の和歌山、23番の島根、24番の岡山の4つのシンポジウムでは、不肖私が基調講演やコーディネーターを務めることになっている。精一杯役割を果たしたい。

【Aグループ】(国主催、自治体・民間団体など後援)

1 北海道 11月21日(土) 14:00-16:30 自治労会館
2 宮城 11月12日(木) 18:30-20:30 エルパーク仙台
3 秋田 11月24日(火) 14:00-17:00 ホテルメトロポリタン秋田
4 栃木 11月14日(土) 13:00-16:30 栃木県弁護士会館
5 埼玉 12月 7日(月) 13:00-17:00 さいたま共済会館
6 千葉 11月25日(水) 13:30-16:30 京葉銀行文化プラザ
7 東京 11月19日(木) 13:00-16:00 イイノホール
8 神奈川 11月 1日(日) 13:30-16:30 神奈川県民ホール
9 石川 11月14日(土) 13:30-16:30  労済会館ホール
10 福井 11月21日(土) 13:30-16:30 フェニックスプラザ
11 山梨 11月29日(日) 13:30-16:30 山梨地場産業センター
12 長野 11月28日(土) 13:30-16:30 長野県教育会館
13 静岡 11月27日(金) 18:00-20:30  静岡県男女共同参画センター
14 愛知 11月23日(月祝) 13:00-16:00 名古屋国際センター
15 三重 11月14日(土) 13:00-16:00 じばさん三重
16 滋賀 11月23日(月祝) 13:30-16:30 大津市旧大津公会堂
17 京都 11月 3日(火祝) 13:30-16:40 京都テルサ
18 大阪 11月 9日(月) 14:00-17:00  コングレコンベンションセンター
19 兵庫 11月13日(金) 18:00-20:30 神戸市教育会館
20 奈良 11月17日(火) 13:30-16:30 奈良商工会議所
21 和歌山 11月24日(火) 14:00-17:00 ビッグ愛
22 鳥取 11月22日(日) 13:30-16:00 とりぎん文化会館
23 島根 11月21日(土) 13:30-16:00  島根県市町村職員共済組合宿泊所 ホテル白鳥
24 岡山 11月28日(土) 13:30-16:00 岡山市勤労者福祉センター
25 広島 11月14日(土) 13:00-15:10 広島YMCA
26 愛媛 11月10日(火) 18:00-20:00 コムズ大会議室
27 福岡 11月21日(土) 13:00-16:30 福岡商工会議所
28 大分 1月17日(日) 13:30-16:00 ホルトホール大分
29 宮崎 11月 6日(金) 18:00-20:00 宮日会館

 次に、上記以外でも、以下の県では、昨年のように民間団体が主催し、国(労働局)や地方自治体などが後援する形で行われる。

【Bグループ】(民間団体主催、国・自治体など後援)

1 青森 1月23日(土)16:00-17:30 青森県観光物産館アスパム
2 岩手 11月14日(土)13:30-16:10 盛岡市勤労福祉会館
3 岐阜 12月12日(土)13:30-16:00 ハートフルスクエアーG
4 長崎 11月14日(土)14:00-16:30 長崎タクシー会館

 これ以外にも、山形、茨城、新潟、山口、徳島、佐賀、熊本、鹿児島などでも開催の可能性が追求されている。

 全国で、一人でも多くの皆さんがこれらシンポジウムに参加されることを、心から願っている。

 ※画像は、東京会場のチラシの表・裏面である。
  Aグループの29会場のチラシは、上記のプロセスユニークのサイトで閲覧・ダウンロードできる。


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2015年10月 3日 (土)

No.257 44年ぶりの「和歌山国体」に思う

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◆9月26日(土)~10月6日(火)の11日間の日程で、第70回国民体育大会が、「紀の国わかやま国体」と銘打って和歌山県で行われている。スローガンは「躍動と歓喜、そして絆」。11日間で全国から22,000人が参加予定という。
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 9月26日に和歌山市の紀三井寺競技場で盛大に行われた開会式には、天皇・皇后両陛下も出席された。

◆国体が和歌山県で行われるのは、今回が2回目である。1回目は、今から実に44年前の1971年(昭和46年)の秋、「黒潮国体」として開催された。
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 この年のスローガンは、「明るく・豊かに・たくましく」。夏季大会(9月5日~8日)に約3,600人、秋季大会(10月24日~29日)に約16,700人、合計約20,300人が参加したとのことである(ウィキペディアより)。

 この大会には、現在の天皇である皇太子殿下が出席して、あいさつをされている。
 若いお姿が、44年間の歳月の長さを感じさせる。
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 この当時、私は、和歌山県那賀郡打田町(現・紀の川市打田)にある打田中学校の3年生だった。打田中学校はハンドボールの競技会場になり、開始式でブラスバンド部であった私も、トランペットを演奏しながら行進した(多分、写真の前列左から2番目が私である。)。
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 この年は、和歌山県内は国体の話で持ちきりだった。国鉄(現在はJR)和歌山駅から紀三井寺までの県道が美しく整備され、「国体道路」と言われるなど、インフラの整備も大きく進んだ。

◆このときの国体には、実は悲しい思い出がある。
 私の妻は、当時同じ打田中学校で私と同じクラスだったのであるが、妻のお父さん(柳瀬勲さん)が、この年の12月17日に亡くなったのである。
 もともと高校で生物と体育の教師をされていた勲さんは、この年に和歌山で国体が開かれるということで県教委に異動となり、大会役員として国体の開催準備や運営に関わったが、大会終了後1か月半ほど経ったころ、突然亡くなったのである。妻のお母さんによれば、連日連夜激務が続き、「しんどい、しんどい」と言っていたとのことである。

 私は、この当時(3年生の2学期)はクラスの学級委員長をしていたので、クラスメートを代表してお葬式に参列した。ずっと泣き続けていた妻のお母さん(当時は37歳だったと思う)と、じっと涙をこらえてうつむいていた妻の姿を、今でもはっきりと記憶している。

 今から思えば、過労死ではないかと思う。しかし、公務災害の申請など思いも及ばず、その後、お母さんは相当なご苦労をされたようである。当時中学校3年の私には何もわからなかったが、時空を超えて、一抹の悔しさを禁じ得ないのである。

 そう、妻のお母さんも、妻も、過労死遺族なのである。
 妻は、もう長年にわたって大阪過労死家族の会の事務局のお手伝いをしているが、何かの会合での自己紹介の際、その理由の一つにはお父さんのことも関係していると、本人が涙ぐみながら話したことがある。

 このような国民的なイベントの陰で、過労死などが起こらないことを願わずにいられない。

 ※なお、和歌山国体の現在のホームページに、1971年の和歌山国体の動画があります。
  ハンドボールについての紹介は、7分割中6番目の3:24~3:47に、少しだけ入っています。

 ※画像は、上から
 ①今年の和歌山国体のステッカー
 ②開会式に出席される天皇・皇后両陛下(NNNニュースより)
 ③44年前の大会であいさつをされる当時の皇太子殿下(上記動画より)
 ④ハンドボール会場となった打田中学校での競技開始式(中学校の卒業アルバムより)
 ⑤競技開始式で行進するブラスバンド(同)


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2015年10月 1日 (木)

No.256 韓国東北部の江原道を訪ねる

 No.252で紹介したように、9月19日(土)の午後にソウルで行われた過労死防止法シンポジウムに参加することになったので、それに先立つ9月17・18の両日、韓国東北部にある江原道に行ってみることにした。

 6月16日(水)18時30分関空チェックイン、20時30分のアシアナ航空で韓国・金浦空港に入り、ガイドのパク・ヨンミ(朴 英美)さんと合流。車でコリアナホテルに到着し、宿泊。
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◆6月17日(木)
 ①8時30分ホテルを出発し、ワンボックスカーで韓半島を東に横切って江原道の江陵(カンヌン)へ。日本で言えば東京から日本列島を新潟に横切る感じだろうか。

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 ②お昼ころに江陵に着き、江陵名物の【豆腐ランチ】をいただく。数種類のカラフルな豆腐の鍋と約10種類の小皿。経営者のオッチャン(梅宮辰夫さんに似ていた(笑))が自らお碗に豆腐をよそってくれた。辛くて大量の汗をかいたが、とてもおいしかった。これは日本でやっても受けるのではないか。

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 ③続いて【烏竹軒(オジュッコン)】へ。朝鮮王朝時代の大儒学者とその母で理想の良妻賢母とされている女性の生家とのこと。この2人とも韓国のお札(5千ウォン札と5万ウォン札)の肖像にもなっているとのこと。「カラスのように黒い竹が生えている建物」という意味だそうだ。

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 ④次に、【船橋荘(ソンギョジャン)】へ。これは李朝時代後期の上流両班(ヤンパン)の屋敷である。名前の由来は、かつてはこの建物の前は湖で、船を連ねて橋にして渡ったとされているとのこと。

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 ⑤続いて、南に少し下った海岸沿いにある【正東津(チョンドンジン)駅】へ。美しい海と線路が一つになった風景は実に美しい。この駅は驚異的な視聴率を出した韓国ドラマ「砂時計」(現地名モレシゲ)のロケ地になったことで有名だそうだ。
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このドラマは私も好きだったので、一本松と海を背景に向こうのプラットホームに向かってヒロインの女性が線路を渡る場面は覚えている(右下の写真)。
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 実は、当初の旅行計画では、江陵から三陟というところまでの海岸沿い約58キロを走る「海列車」に乗るはずだったが、たまたまこの期間は整備中ということで叶わなかったのは残念だった。

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 ⑥その代わりということで予定に入ったのが、崖の上に建った客船型の豪華な【ホテルサンクルーズ】に行き、最上階の回転するスカイラウンジで、カフェを楽しんだ。
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 ⑦夕食は海の近くのレストランで海鮮料理をいただいた。海鮮鍋と刺身がメインだが、それ以外にも、お皿の数がすごくて食べきれない。
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 ⑧夕食後、車で北上し、「束草(ソクチョ)」から内陸に入ったところにある「雪岳(ソラク)山」の近くまで行き、「ケンシントンスターホテル」で宿泊。いかにもイギリス風で、イギリスの有名人の写真がたくさん飾っていた。部屋には広いベランダがあり、重厚な家具で贅沢な造り。
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 ホテルでWifiが繋がり、フェイスブックや朝日新聞デジタル、さらにテレビでNHKの国際放送を見ると、安保法案が参院の特別委員会で強行採決されたことが報じられていて、悔しい思いで見入った。

◆6月18日(金)
 ①朝は少しゆっくり目に起床し、10時20分ころホテルを出発。

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 ②雪岳小公園から【ロープウェー】で山頂駅へ。景色も空気も最高だった。この山頂駅から歩いて「権金城(クォングムソン)」というお城に行けるが、時間がなく断念。

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 ③続いて【新興寺(シヌンサ)】というお寺へ。四天王や境内など、このあたりは日本人にとって全く違和感がない。大きな露座の大仏も見ものだった。何と大仏の地下に参拝室があり、ここにも入ることができた。

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 ④昼食は、松茸御飯定職。あまり辛くなく、食べやすかった。

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 ⑤午後2時ころ、再びソウルに向かって出発。ソウルで宿泊予定のホテルに着いたのは17時30分ころだった。そこで、この日到着した森岡先生と寺西さんに合流。
 この後、翌日のシンポの主催者の皆さんが、私たちのために開いてくれた夕食会に参加した。

 以上が、実質的には2日間だけの江原道ミニツアーであった。
 江原道は、韓国ドラマ「冬のソナタ」の舞台にもなった春川(チュンチョン)や、2018年に冬季オリンピックが開催される平昌(ピョンチャン)もある、自然豊かな美しい地方であった。ここを2日間とはいえ、車で快適に観光できたことは、大変良かった。
 韓国が、さらに身近になったように思う。


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