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カテゴリー「映画・テレビ」の2件の記事

2013年12月12日 (木)

No.156 ハッピーエンドでよかった!──「ダンダリン」最終話

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 12月12日、「ダンダリン」最終話の録画再生のボタンを、緊張しながら押した。
 だって、第1話の出だしが、労基署の同僚たちが黒い喪服を来て、宿舎の片づけをするところから始まっていたんだから‥‥。
 いったいどんな終わり方をするんだろうか。お願いだから、死ぬなんてことはやめてほしい‥‥ドラマを毎週観ていた人は、ずっと気になっていたはずである。

 でも、ダンダリンは死ぬどころか、退職も「未遂」に終わり、冤罪で捕まった南三条クンは釈放されたうえ、南三条クンをハメた小西美月や、アプリドリームに魂を売りダンダリンに「死んで下さい」とまで言い放った胡桃沢社労士までもが救われて、見事なまでのハッピーエンドだった。
 よかった、よかった。

 No.143で、「なかなかやるな」と書いて以降も、毎回ダンダリンは楽しみに観てきた。
 前回投稿以降の各回の一応のテーマは、次のようなものであった。

  第5話(10月30日)  労働者の退職の自由
  第6話(11月6日)  外国人の技能実習と最低賃金法違反
  第7話(11月13日)  過重労働と通勤災害
  第8話(11月20日)  ブラック企業の「自主的研修」
  第9話(11月27日)  労働者から「個人事業主」への契約切り替え
  第10話(12月4日) 労働時間の記録改ざん+南三条が冤罪で逮捕
  最終話(12月11日) 働くことの意味は?

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 最初は、おちゃらけた行進曲のようなオープニング曲や、融通の効かないダンダリンのキャラに違和感を感じたが、だんだんこれらが「クセに」なり、松任谷由実のエンディング・テーマ(「今だけを きみだけを」)がジーンとくるようになってきた。
 「リーガル・ハイ」と競合したこともあって視聴率は今イチだったとも聞くが、私の周囲では、概ね評判はよかった。
 労働基準監督署を舞台に、労働基準監督官を主人公にした初のドラマとしては、予想以上の反響を呼んだのではないだろうか。
 時代的にも、大変マッチしていたと思う。
 聞くところでは、このドラマが始まってから、労基署への相談が激増しているという。
 来週から観れないと思うと、ちょっと寂しい。

 最後に、「ダンダリン」をおさらいしたい人は、こちらがおすすめです。
 ・ウィキペディア 「ダンダリン」
 ・「ダンダリン」公式サイト
 ・「ダンダリン」あらすじ


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2013年10月27日 (日)

No.143 なかなかやるな、「ダンダリン 労働基準監督官」

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 「半沢直樹」の終わりあたりから話題になっていたこのドラマ(竹内結子主演)が、10月2日から毎週水曜22:00~23:00に放映されている。視聴率は各回とも10~7%くらいのようで、まずまずのヒットといえよう。
 平日の夜のドラマはなかなか観れそうにないが、録画しておいた4話をこの週末にまとめて観た。
 一言で言えば、「なかなかやるな」という感じである。
 そうか、「ダンダリン」というのは、主人公の労働基準監督官の名前(段田 凛)の名前だったのか。法令違反を見つけると見逃さずに突き進んでいく主人公のイメージと重ねることに成功している。

 各回のテーマは、次のとおりであり、いずれもタイムリーで、いい線をついている。
 第1回(10月2日) ブラック企業、サービス残業
 第2回(10月9日) セクハラ、名ばかり店長
 第3回(10月16日) 建設現場の転落事故
 第4回(10月23日) 就活学生の内定切り

 原作は、マンガ「ダンダリン一〇一」(いちまるいち)で、コミック「モーニング」に2010年に月1回で連載されたものとのことである。2010年当時これらの問題は話題になっていたものの、マンガに取り上げたのは先見的だったといえるが、現在はもっともっと酷くなっていることから(「ブラック企業」はまさに今年の流行語大賞になってもおかしくない言葉になっている)、今年になってTVドラマに制作され人気を博する条件が整ったということであろう。

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 作者の田島隆氏は社会保険労務士ではなく行政書士の方のようであるが、労働法規や労基署についてよく勉強していると思う(おそらく、弁護士や社労士、労基署関係者の助言があるのであろう)。
「現実は少し違う」といった議論もあり得るが、実態とかけ離れた裁判ものや弁護士ものに比べたら、ずっとましである。

 このドラマのいいところは、「本当は労働者はこんな風に法律によって守られているんですよ」「労基署は、本当はこんな風に労働者を守ってくれる役所なんですよ」というメッセージを発しているところだと思う。こんなドラマは、これまでなかったのではないか。

 また、折しもこの9月から、厚労省が率先して「若者の使い捨ての疑われる企業への取組み強化」(電話相談や集中監督指導)を行っているが、このドラマは、これまであまり日が当たらず地味に苦労してきた現場の労働基準監督官や職員たちも励ましているのではないだろうか。
先日大阪府内の労基署に、過労死の労災申請に赴いたが、心なしか署内の雰囲気も、私たちたちに対する対応も明るく感じた。

 残りの回も、楽しみに観たいと思う。
 それにしても、主人公が理不尽さを感じたときに「ウー」と唸るのはなかなか面白い。僕もやってみようかな。(笑)

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